とくしまのみちのぺーじ県道のぺーじ>県道289号 赤松由岐線

設置日2001年11月29日
最終更新日2007年3月8日

県道289号 赤松由岐線

美波町赤松字阿地屋 県道19号旧道から分岐直後に登場

区間 海部郡美波町赤松〜海部郡美波町木岐
区間詳細 日和佐町赤松字阿地屋21番の1地先から
由岐町木岐字本村552番の8地先まで
(海部郡日和佐町赤松字耳瀬209番地先から
北河内字久望554番の18地先までを除く)
(昭和58年3月31日徳島県告示第286号 道路の区域変更より)
道路現況 総延長:現道・11794m/旧道・148m 重用延長:現道・148m
実延長:現道・11657m/旧道・148m
(平成16年4月1日現在 道路現況調書)
沿線 日和佐八景 赤滝

この路線について

大正11年11月 赤河内村 村道赤松木岐線として起工
大正12年4月1日 徳島県告示第134号 日浦由岐港線 認定
  起点:海部郡赤河内村日浦 終点:海部郡三岐田町由岐港
  重要なる経過地:橘日和佐線(海部郡三岐田町木岐浦にて接続)
昭和34年1月31日 徳島県告示第37号 日浦由岐港線 廃止
徳島県告示第36号 172:赤松由岐線 認定
  起点:海部郡日和佐町赤松 終点:海部郡三岐田町由岐港
徳島県告示第38号 区域決定
  日和佐町赤松字阿地屋21番の1地先から字耳瀬209番地先まで 2.50〜5.00m 0.9255km
  日和佐町北河内字久望554番の18地先から649番の5地先まで 2.500〜7.00m 4.900km
  由岐町木岐字徳竹735番の3地先から字本村552番の8地先まで 3.00〜8.50m 1.1129km
昭和39年 日和佐町久望・由岐町木岐間 車道開通
昭和40年12月28日 徳島県告示第692号
693号
供用開始・区域決定
172:赤松由岐線
  日和佐町赤松字阿地屋21番の1地先から由岐町木岐字本村552番の8地先まで  
昭和47年3月10日 徳島県告示第201号 (これまでの県道すべて廃止した上で)
289:赤松由岐線 認定
  起点:日和佐町赤松 終点:由岐町 道路法第7条第1項該当号:6
昭和58年3月31日 徳島県告示第286号
287号
区域変更・供用開始
289:赤松由岐線
日和佐町赤松字阿地屋21番の1地先から
由岐町木岐字本村552番の8地先まで
2.50〜24.00m 15.1415km
日和佐町赤松字阿地屋21番の1地先から
由岐町木岐字本村552番の8地先まで
(日和佐町赤松字耳瀬209番地先から
北河内字久望554番の18地先までを除く)
2.8〜28.5m 11.9373km
合併前の旧町名どころか旧旧町名が出てくるので簡単に整理
  三岐田町と阿部村が合併して由岐町(昭和30年)/赤河内村と日和佐町が合併して日和佐町(昭和31年)
  由岐町と日和佐町が合併して美波町(平成18年)
 なお美波町は旧町名「由岐」「日和佐」が現在の住所表示に残りません

山の区間がつながっていない県道です。地図見ると点線では結ばれているので大昔の基準でいう県道なんでしょうな。
行き止まりのみち、突入するのは久しぶり。というか山の中で終わっちゃうのは石井引田線(34)以来かな?
今月中に(?)日和佐道路が開通するとこの道通ることももうないかもしれないので旧由岐町から・・・


県道日和佐小野線は美波町木岐で左折。山道になります
直進するのが赤松由岐線

← 旧日和佐 ↑ 国道55号 苦労してますなぁ

これは木岐橋から見たところ

JR牟岐線の下をくぐります。木岐駅はすぐとなり
左奥の山、コンクリで固めてあるところまで登ります

県道標識

地域高規格道路 日和佐道路の高架橋がまたいでゆきます

登るよ(`・ω・´)

旧由岐町側は道幅広め。センターラインのあるところも

登ってきたよ(`・ω・´) コンクリ固めがそこまで来たよ

振り返って見てます よい天気ですなぁ

へあぴーん

へあぴーん(後ろを見てます)

コンクリ固めのところです
見晴らしいいけど駐車スペースがないんだよね

カーブの先に日尻峠 以前の由岐・日和佐町境です
日尻峠・聖峠とも言われるこの峠。付近の地名が日尻ですが、昔偉い人(聖人)がここらに来たから聖とか
この方向に太陽が沈むから日・尻となったとか(由岐町史斜め読み・笑)

峠を越えるとしばらく杉林の中を走りまして

旧日和佐町の馬路と言われるあたり ここもヘアピン

少しですが棚田などもあります

名前のわかんない川のそばを進みます(調べてない・・・)

ここは拡幅工事が行われましたが

木岐側に比べると道幅狭い目

なにやら施設もありますがとろとろ進みますと

県南の幹線道・国道55号線に合流

国道より あそこから出てきました

カーブの途中で分岐です
目立ちませんが(というか通り過ぎちゃうので見過ごす)
国道沿いに記念碑が建ってます。

「県道赤松由岐線 日和佐木岐間開通記念」

昭和39年4月4日の日にちが入ってます
ちょっと風化が進んでいるもののなんとか読めますが断念。
交通量多いしガードレールの向こう、落ちそうだし

日尻峠のあたりは自衛隊善通寺駐とんの第109施設大隊
によって開鑿されたとのこと。
年代と自衛隊開鑿ということで道路の鬼・原菊太郎知事の
名が刻まれております

この人と武市恭信知事ってあちこちで目にしますなぁ

ほんの少し国道を徳島方向へ走りますと左に降りる道

「この先県道赤松由岐線は自動車の通り抜けできません」

県道標識、きれいになってます

狭いっすよぉ〜 ミラーもガードレールも少ないよぉ〜

この先はあんまり民家もないので通行車両は極少
でも対向車来ないでね、と祈りながら・・・

深い谷や登りはないのでその点では気が楽かも

こちらも名前のわかんない川そばを走ります

中山間なんたらで田んぼの改良工事が行われてます

左へ右へと分岐があってどちらが本線か悩みますが

とりあえずは日和佐八景・赤滝への案内通りに

このあたりで白い犬に吠えられまくり(´・ω・`)

赤滝まで右へ1.3キロの案内がありますが
県道の端っこへ行くにはここは左へ曲がりましょう

さらに道幅狭くなりました わんこが道案内

路肩も弱そうだし、山肌ももろそう

あれ?

なんか道は続いてるけど
民家のそばで突然舗装がとぎれます。ここら辺までかなぁ・・・・(国道からおよそ3キロ)
反対側も行ってみましょう。いったん国道へ戻って赤松への県道を登ります

県道阿南鷲敷日和佐線 赤松の旧道へ入ります

両側に民家の並ぶ道をそろそろ進んで保育所そば
橋の向こうを右に曲がりますと

この看板がお出迎え。ここも県道標識新しくなってるぅ〜♪

こちらものどかな風景の中、せっまい道を進みます

たんぼなんだねぇ・・・

集会所 赤松字耳瀬209番地を住所検索するとここ
ここまでが県道なのかな?

一部地図では左に曲がった先も黄色になってるので
そちらへ進みます

この区間では県管理であることを示すぶつ、発見できず
(「徳島県」表記の路肩ポールとかガードレール、
工事完了の石銘板など)

あれ?

1キロ少々でこちらも舗装とぎれちゃいました
四輪車の入ったあとがありますが行かないです。

歩きなら向こうまで行けるのかなぁ・・・・


ちなみに昭和34年の認定以降、間の未改良部分が
県道になったり指定削除されたりしてますが、起点・終点、
未改良部分の地点(住所)まったく変わってないのね

撮影日 2007年3月6日

参考:徳島県報縮刷版
赤河内村郷土誌(昭和34年1月10日発行)
日和佐町史(昭和59年3月20日発行)


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